風神雷神図のイメージ、超越的な存在感と神々しい魅力 『ソー:ラブ&サンダー』浮世絵イラスト

MCU最新作『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日日米同時公開)より、迫力満載のオリジナル浮世絵イラストが公開された。

イラストを手掛けたのは、現代浮世絵師のTAKUMI。これまでも『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』をはじめ、マーベル・スタジオ作品を題材にした浮世絵イラストを手掛け、2020年にはMARVEL公式ライセンスアートとして「アイアンマン」「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」を和のテイストへと昇華させた『新令和浮世絵』を発表。たちまちSNSで話題となり、グッズ化されるなど、マーベルファンからも大きな人気を集めている。

そんな彼によって書き下ろされた『ソー:ラブ&サンダー』オリジナルイラストでは、ソー&マイティ・ソーが現代風の浮世絵になって登場。描かれたイラストは絵からいまにも飛び出してきそうな躍動感と、ソーが持つストームブレイカー、マイティ・ソーのムジョルニアから繰り出すド迫力の稲妻が炸裂するインパクト大のビジュアルだ。全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアの襲撃をきっかけに、タッグを組むこととなったソーとマイティ・ソーが、シリーズ史上最大の強敵を前に激闘を繰り広げる勇姿が描かれ、“破壊力2倍”となって暴れ回る雷神たちの姿に、より期待が高まるビジュアルとなっている。

TAKUMI氏は今回の浮世絵について、「空を飛び、雷を呼ぶ神話世界の住人である点が彼等の最大の魅力だと思うので、浮世絵にするにあたって日本に古来からある風神雷神図のイメージを元に、彼等の超越的な存在感と神々しい魅力を反映しようと試みました」と日本の風神雷神をイメージして制作したと明かす。また、ソーやマイティ・ソーが着る鎧と浮世絵のテイストをうまく織り交ぜたデザインが光る部分には「北欧神話由来のキャラクター達を違和感なく浮世絵に変換するため、衣装や装飾の細部に様々な日本要素を取り入れました」と細部まで取り入れられたそのこだわりを語った。

さらに、ソー&マイティ・ソーが“神殺し”のゴアに立ち向かう中で、才色兼備で凛としたイメージのナタリー・ポートマンが打って変わって、見事にビルドアップされた逞しい姿にも大きな注目が集まっている本作。そんな筋肉質なボディを描くにあたっては、「男性の筋骨隆々とした肉体は浮世絵にも多く見られるので、国芳や芳年の武者絵、勇士豪傑の絵図を参考に再現しましたが、逆に女性は美人画の様にしなやかに描かれる事が多いため、マイティ・ソーのフォルムにはかなり苦労しました」という。「女性的なしなやかさと肉体的な力強さを併せ持ちながら天神の風格を備えつつ浮世絵の雰囲気を損なわないため、何十枚も描いて試行錯誤しました。結果的にかなり良いものができたと思います」と何度も描き直して完成させた作品に大きな自信を覗かせた。

数々のマーベル・スタジオ作品のイラストを手掛けてきたTAKUMI氏は、ソーについて「決して完全無欠のヒーローではなく、人間と同じように自己の欠点、挫折や失敗から成長し前進し続ける姿も大きな魅力だと思います。ソー関連の作品は設定も舞台も登場人物も規格外で本当に胸躍る壮大な冒険譚なので毎回楽しみにしています」と人間味溢れるソーの魅力を力説。

本作ではいままでヒーローとして走り続けてきたソーが、戦いの中で多くの仲間を失い、いつしか戦いを避けるようになり“自分探し”の旅にでることを決意。そんな中、元カノ・ジェーンとの思わぬ再会、宇宙の神々を脅かすゴアとの激戦を前に、ソーが歩む“新たな旅”の行方はどうなるのか?

ディズニー・スタジオ公式/YouTube

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