トラヴィス・スコットとFuture、808mafiaのボス・サウスサイドの新曲でコラボ

Travis Scott(トラヴィス・スコット)とFuture(フューチャー)が、それぞれのプロジェクトの合間を縫って、プロデューサーであるSouthside(サウスサイド)の最新シングル「Hold That Heat」に参加した。

Southside/YouTube

この曲は、トラヴィスとフューチャーが長いヴァースを担当し、サウスサイドがフックを担当した陰鬱な雰囲気漂う作品となっている。トラヴィスがチェーンにつながれたワニを連れてラップをし、フューチャーが赤い照明の空間でラップをするという異様な雰囲気のミュージック・ビデオも公開されている。

トラヴィスと言えば、2021年11月、米テキサス州で主催した<Astroworld Festival(アストロワールド・フェスティバル)>で10人が亡くなる悲劇が発生して以来、事実上活動を休止してきたが、このところ着々と活動再開に向けた動きを見せている。

4月に開催された<Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ)>では、アフターパーティーでサプライズ・パフォーマンスを披露。そして現在は、アルバムの仕上げに取り掛かっているそうだ。コーチェラの会場の近くには、4作目となるニューアルバムのタイトルと噂される『UTOPIA』の広告看板が掲出されたことも話題となり、新作の発売が近づいていると噂されている。

一方のフューチャーはつい先日『High Off Life』(2020年)に続く9枚目のアルバム『I NEVER LIKED YOU』をドロップ。全米アルバム・チャート(Billboard 200)で初登場で1位に輝き、3作目『DS2』(2015年)以降、アルバム7枚全てが1位を獲得することとなった。しかも、ドレイクとのコラボレーションEP『What A Time To Be Alive』(2015年)をあわせると、8作目の全米1位という快挙を達成したことになる。

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