漫画家・鳥山明の“圧倒的完成度を誇る名作”『SAND LAND』が映画化

全世界で累計発行部数2.6億部という驚異的な人気を誇る漫画『ドラゴンボール』をはじめ、一世を風靡した『Dr.スランプ』、大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクターデザインなど、数々の国民的作品/キャラクターを世に送り出してきた漫画家・鳥山明。彼の作品の中でも“圧倒的完成度を誇る名作”と称される漫画『SAND LAND』の映画化が決定。8月18日(金)より劇場公開される。

『SAND LAND』は、『ドラゴンボール』連載終了後の2000年に「週刊少年ジャンプ」32号から36・37合併号まで短期集中連載された作品。魔物と人間が共存する水を失った摩訶不思議な砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと奇妙なトリオを組んで、砂漠のどこかにある“幻の泉”を探す危険な旅に出る、というストーリー。

全1巻で完結する読み切りでありながら「冒険、アクション、ユーモアのバランスが完璧。鳥山明氏の魅力がすべて詰まっている」「鳥山先生の真骨頂である戦車とじいさんと冒険。ストーリーと絵のクオリティを存分に味わえる傑作」と、今なお熱く語り継がれている伝説の名作だ。

今回アニメーション制作を手掛けるのは、『機動戦士ガンダム』『ラブライブ!』シリーズをはじめ、多くの大ヒットアニメを世に放ち続けてきた「サンライズ」。さらに、3DCGを独自の技術で2Dセル画のように仕上げる作風を生み出し、今もっとも注目を集めるアニメーションスタジオ「神風動画」と、ハイクオリティな3DCGアニメーションを得意とする「ANIMA」が加わった実力派制作チームが集結した。

『ドラゴンボール』も終わり、いろいろ短編や読み切りも試してみたし、最後のつもりで今の自分を出し切った作品を描いてみようと思いました。今思っても、コミックス1巻分限定とはいえ、週刊連載だったのにアシスタント無しで、すべて一人だけでよく描いたな。って自分で驚きます。

これを楽しいって言ってくれる人って、まさに僕にとっては、わかってる神ファン!って感じじゃないでしょうか。

拝見したのはまだまだ未完成な部分が多い映像でしたが、それでも非常に高いクオリティは十分に感じられました。まさか映像化されるなんて思ってもみなかった上に、このクオリティですから、この時点で夢のようです。
(鳥山明)

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