リアーナの「NFLスーパーボウル」ハーフタイムショーが歴代視聴者数1位に躍り出る

2023年2月13日（日本時間）に開催された「第57回NFLスーパーボウル」でRihanna（リアーナ）がまた大記録を打ち立てた。彼女にとって5年以上ぶりのライブとなったハーフタイムショーの視聴者数がなんと1億2101万7000人にも及んだのだ。

スーパーボウルと言えば、一年で最も注目を浴びるアメリカ最大のスポーツイベントだが、その中でも毎年注目されるのがハーフタイムショーだ。過去にMichael Jackson（マイケル・ジャクソン）が圧巻のパフォーマンスを披露して以来、アーティストにとっては憧れの舞台となり、その後はPaul McCartney（ポール・マッカートニー）、Madonna（マドンナ）、Aerosmith（エアロスミス）、Beyonce（ビヨンセ）、Lady Gaga（レディー・ガガ）、Bruno Mars（ブルーノ・マーズ）など時代を代表するスーパースターたちが出演している。出演者にギャラは払われていないことでも有名だが、その晴れの舞台に今年上がったのがRihanna（リアーナ）だ。

所属レーベルのRoc Nation（ロック・ネイション）によると、米ニールセンが再調査をした結果、ハーフタイムショー歴代視聴者数1位である事が発覚。昨年9月にスーパーボウルへの出演を公表して以来ファンの期待は大いに高まっていたが、「Only Girl (In The World)」 「We Found Love」「S＆M」「Rude Boy」「Work」などヒット曲を惜しみなく披露したステージでは第二子妊娠を明らかにするサプライズもあり、2015年にKaty Perry（ケイティ・ペリー）がLenny Kravitz（レニー・クラヴィッツ）やMissy Elliott（ミッシー・エリオット）とともに記録した2015年の視聴者数（1億2100万人）を上回った。

カンザスシティ・チーフスとフィラデルフィア・イーグルスの間で行われたスーパーボウルの視聴者数も1億1500万人と歴代最高を更新し、試合の盛り上がりに花を添えた。

屋外視聴数の訂正などで大きく伸びた視聴者数だが、Foxスポーツの副社長であり、戦略・分析部門の責任者も務めているMike Mulvihill（マイケル・マルビヒル）は「スーパーボウル・サンデーはその規模の大きさもそうですが、英語とスペイン語で、家庭の内外で、オンラインで視聴されており、彼ら（ニールセン）にとってこの問題を認識し、透明性を保つためのリサーチはとても困難でしたが、再調査を行いそのすべてをつなぎ合わせた、可能な限り最も正確な数字を導き出してくださったことに評価に値します」と語った。