リアーナ、RIAA認定のシングル総売り上げ枚数でエミネムを抜き首位のドレイクに肉薄

キャリア18年を経て、Rihanna(リアーナ)が自身初のRIAA(The Recording Industry Association of America=アメリカレコード協会)ダイヤモンド認定を獲得した。今年4月27日に認定されたのは、2011年にリリースしたCalvin Harris(カルヴィン・ハリス)との初コラボ曲「We Found Love」。この快挙直後、RIAAに認定された彼女のシングル総売り上げ枚数が1億6650万枚に到達し、Eminem(エミネム)を50万枚差で抜き去り歴代2位に躍り出た。リアーナは、1億8400万枚で1位に君臨するDrake(ドレイク)を猛追している。

今年2月に開催された「第57回スーパーボウル」のハーフタイムショーで歴代視聴者数1位に躍り出たリアーナの勢いはとどまるどころか、さらに加速しているようだ。女性アーティストとして初めてRIAAによる60作品目のプラチナ認定を受ける快挙を果たすなど、ミュージックシーンを賑わせ続けている。

RIAAによると、最も売れたリアーナのシングルは「We Found Love」「Needed Me」「Work」そして「Stay」が各9回のプラチナ認定を受けている。そして大ヒットシングル「Umbrella」が8回。他にも「This Is What You Came For」「Diamonds」「Disturbia」「Only Girl (In The World)」がそれぞれ7回プラチナ認定され、ドレイクに続き2番目に多く認定されたアーティストとなった。3位のエミネム、4位にKanye West(カニエ・ウェスト)、そして5位にはTaylor Swift(テイラー・スウィフト)が続き、トップ10にはPost Malone(ポスト・マローン)、Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)、Beyonce(ビヨンセ)、The Weeknd(ザ・ウィークエンド)、Katy Perry(ケイティ・ペリー)など豪華な顔ぶれが並ぶ。

リアーナが本格復帰を果たせば必ず1位になるとファンは信じて疑わないが、2016年の『Anti』以来アルバムをリリースしていない。スーパーボウルのハーフタイムショー出演に合わせて新作の発表を期待していたファンも多かったようだが、当日になんと第二子妊娠をサプライズ発表。5月13日に1歳の誕生日を迎えたばかりの最愛の息子と過ごす時間も考慮すると、フルアルバムのリリースにはもうしばらく時間がかかりそうだ。以前インタビューで今後10年の間に、「子どもが3人から4人欲しい」とも語っており、ファンは気長に待つしかないかもしれない。昨年マーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のリード曲として約6年ぶりにリリースした新曲「Lift Me Up」は「第95回アカデミー賞」で歌曲賞(Academy Award for Best Original Song)にノミネートされた。

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