全世界が要注目 ファレル・ウィリアムス × トラヴィス・スコット『Down In Atlanta』リリース間近

当代きってのヒットメーカー、Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)が、Travis Scott(トラヴィス・スコット)とのコラボ・シングル「Down In Atlanta」のリリースをアナウンスして注目を集めている。

2022年は、6月に21 Savage(21サヴェージ)、Tyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)とのコラボ・シングル「Cash In Cash Out」をリリースしており、新作に向けてギアをあげている最中なのでは?と周囲が騒がしくなっているのだ。

そう、あのファレルの新作、しかもソロ・アルバムとなればとにかく超待望なのである。

音や数字が色と共に見える“共感覚”の持ち主で、いわば神童、自らもアーティストとしてヒットを飛ばすが、何せプロデューサーとして破格の経歴の持ち主ファレル・ウィリアムス。大御所Teddy Riley(テディ・ライリー)とのプロデューサー・チーム「The Neptunes(ザ・ネプチューンズ)」としてはJay Z(ジェイ・Z)やSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)、Britney Spears(ブリトニー・スピアーズ)やTLC、宇多田ヒカル、Mariah Carey(マライア・キャリー)まで手掛け、2003年の8月、全米のラジオで流れた楽曲の43%はThe Neptunesによる楽曲だった、らしい。

広大な土地に無数のラジオ局があり、あらゆるジャンル、あらゆる時代の音楽が流れるアメリカのラジオで、このような数字がどれほど破格か想像していただきたい。当然のように最優秀プロデューサー賞を翌年のグラミーで獲得し、しかもこのときまだ30歳。さらに、同時期にヒップホップ・グループN.E.R.Dのメンバーとしても活躍しまくり、ヒットを連発と語り尽くせないほどの天才であり、超職人的な技術とセンスを兼ね備えた音楽家なのだ。

ファレルはボーカリストとしての才能も評価されているが、自身のソロ作品は2006年の『In My Mind』と2014年のJustin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)やAlicia Keys(アリシア・キーズ)らが参加した『Girl』の2作品だけ。何せ無数の他アーティストのプロデュースやコラボでヒットを量産し続けており、その数を思えば完全ソロ作品としては異常なほど寡作なのは無理もないことである。むしろソロ作など出さなくとも、あらゆるアーティストと共に楽曲を生み出し続ける方が当然か。今日に至るまでファレル・ウィリアムスの存在と手掛けた曲は、世界中どこにいても聞こえてこなかったことがない。

そんなわけで、もし本当にソロ作品、8年ぶりの自身の名を冠したアルバムのリリースともなれば、それはそれは話題になること必至である。先のタイラー・ザ・クリエイターも、『In My Mind』がきっかけで音楽キャリアを始めたと公言しているほど。トラヴィス・スコットとの「Down In Atlanta」のティーザー動画も、今かいまかと待ちわびる多くのファンがすでにリピート再生しまくっているようで、稀代の音楽家の新たな名作ドロップに期待していよう。

TAGS