再び修羅の国へ! “史上最強の日本人”堀口恭司、夢の続きを見せてくれ

日本MMA史上最大の奪還劇。
日本時間12月4日午前9時から始まる「BELLATOR272」において「史上最強のMade In JAPAN」堀口恭司が自ら返上したBELLATORバンタム級王座を取り戻す為に現王者セルジオ・ペティスに挑む。

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日本MMAを一身に背負った日本の至宝・堀口恭司にとってキャリア最大の大一番と言っていいだろう。

…いやぁ、震えるね…
遂に来ちゃうよ、この時が…

堀口恭司は日本MMAの象徴であり希望だ。彼がUFCからRIZINに来たから一度、地の底に落ちていた日本のMMAは見事に復興を果たした。堀口恭司がいなかったら今の日本の格闘技熱は無い。彼が亡き師匠・山本KIDの遺志を胸に日本中が格闘技に夢中だった”あの頃”に引き戻してくれたのだ。

そんなRIZIN最大の功労者である堀口恭司は「日本の格闘技を盛り上げる」という使命を果たし、RIZINでの唯一の挫折である朝倉海戦の敗戦とキャリア最大の怪我を乗り越えて遂にネクストステージに繰り出す。

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「もう一度、世界に」

第一人者としての大義を全うした堀口恭司は遂に自分の夢であり、日本格闘技の夢である”北米MMAの頂点”を目指し、再び修羅の国・アメリカを主戦場とする事を選んだのだ。

カッコ良すぎるよ、キョウジ… 北米MMAの頂点=世界最強。

UFCやBELLATORのチャンピオンは世界最強の称号であり、堀口恭司は史上初のBELLATOR王者になった日本人である。世界最大のMMA団体であるUFCでも7勝1敗と日本人としてありえない戦績を残し、唯一の敗戦はUFC史上最強のパウンド・フォー・パウンドであるデメトリアス・ジョンソンに喫したものだ。

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堀口恭司はもう既に伝説であり、もう既に凄まじいのだ。だが、そんな過去を一切振り返らずに本人は挑戦を辞めない。だからこそ、異国の地の世界最強の猛者が集まる「世界最強のMMAジム」アメリカン・トップ・チームでも皆から愛されて、リスペクトされているのであろう。
こんなに尊敬されるべき日本人格闘家が同時代に生きてるだけで格闘技ファンとして幸せの極みだ。

そして…

本題に移ると、そんな史上最強の日本人・堀口恭司が返上したベルトを奪い返す12月4日のBELLATORバンタム級タイトルマッチは超人・堀口恭司にとってイージーファイトなのか?

答えは…否。

「セルジオ・ペティス」

…この選手は厄介だ。厄介どころかMMAファイターとして弱点が一切無いと言っても過言では無い程の完成度を誇るコンプリートファイターだ。
日本での知名度はまだまだ低いが、とんでもなくレベルが高くて恐ろしい選手な事は認識して欲しい。史上最強の日本人である堀口恭司でも一切、油断できない相手だ。

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セルジオ・ペティスは兄弟格闘家であり、兄のアンソニー・ペティスは金網を使ったアクロバティックなショータイムキックでもお馴染みの元UFCライト級王者だ。つまり兄弟揃って北米メジャータイトルを戴冠するという天才格闘兄弟である。

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そして兄弟だがセルジオとアンソニーはファイトスタイルが全然、違う。そして、正直に言えばセルジオの方が厄介なのだ…

兄・アンソニーは一言で言えば”派手”。好戦的で攻めに特化しているファンタジスタで客を沸かせるが攻め過ぎる故に穴も多く、スタミナ配分もめちゃくちゃなので意外と敗戦が多い。
それに比べて、弟・セルジオは一言で言えば”地味”。兄ほど華やかさは無いが堅実なカウンターパンチャーであり、穴はほとんど無い。勝率も兄を大きく上回る。
格闘技あるあるだが、地味で堅実な選手ほど厄介な相手はいない。無茶しちゃう兄貴よりも、決して無茶しない弟の方が非常に戦いづらい。

セルジオ・ペティスは守りの技術に長け、ガードワークやバックステップしながらの右ストレートのカウンターやテイクダウンの対処や寝技の対処が上手く、打投極どの局面でも油断できない。
自分から積極的に手を出す事は無いと思いきやジャブが非常に上手く、安全圏からジャブで確実にポイントを取ってくる。

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堀口恭司を散々、挑発していたフアン・アーチュレッタもセルジオはほぼ完封して全く良い部分を出させなかった。そして、現UFCフライ級王者であるブランドン・モレノにもセルジオ・ペティスは勝利している。つまりUFC王者クラスの超実力者だ。

…厄介だ …厄介この上ない… 非常に厄介だ…

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堀口恭司vsセルジオ・ペティスは両者のMMAレベルが高過ぎる故に拮抗したギリギリの戦いになる事が予想される。素人が見たら分かりづらい試合になる可能性もあるがこれだけは断言しておく!

今回の試合…

勝てばなんでもいい!!!堀口恭司が勝てばなんでもいい!!!
もちろん、内容がついて来れば尚良し!!!

文章を書く人間として失格だがセルジオ・ペティスの強さや攻略法を文章で説明するのは非常に難しい!だから今回、堀口恭司が勝てば何でもいいのだ!

勝ってくれ!堀口恭司!
日本の夢を!夢の続きを見せてくれ!

そして、こんなに勝ってくれなんて書くと悲愴感が漂うものだが堀口恭司は今までの日本人と大きく違う最大の魅力を持っている。彼は常にあっけらかんとしていて信じられないくらい鈍感なのだ!
本人にプレッシャーなど全く無い。自分がやってきた練習に自信と誇りを持っているし、本番それを出すだけだと言い切っている。

この器の大きな格闘バカの性格と鋼のメンタルが堀口恭司最大の魅力であり最強の武器なのだ。孫悟空やルフィの様な主人公の性格なのだ!彼はこの一世一代の挑戦を心から楽しんでいる。

だから日本の格闘技ファンとして堀口恭司に全ベットする!

絶対に勝ってくれる!

「やったります!」

キョウジの口癖だ!あとはやったるだけだ!

「鬼に金棒」=「堀口にマイク・ブラウン」

何十年後にことわざになるだろう。「ATTの諸葛孔明」マイク・ブラウンがセコンドについてる時点で百人力だ!

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さぁ、舞台は整った!超難敵セルジオ・ペティスを攻略して堀口恭司がベルトを奪還する所を見届けよう!もし、BELLATORのベルトを獲ったらそのままUFCに…

おっと!気が早いな!

兎に角、日本MMA史上最大の奪還劇をこの目に焼き付けよう!
“日本史上最高のMMAファイター”堀口恭司に幸あれ!

御後が宜しいようで。

文・鬼越トマホーク・坂井良多

sakai
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