今や数々の名スケーターを抱え、シーンにおいて絶対的な地位を築くまでになったNIKE(ナイキ)のスケートボード部門「NIKE SB」。特に今年2022年は節目の年として20周年記念映像も公開したり、もちろん数多くの“ビデオ・パート”を世に放ってきた。そんな、これまで以上に充実の年となったNIKE SB 2022年の“ベストシーン集”『Best of 2022』が届いたので、早速紹介したい。
冒頭のMason Silva(メイソン・シルヴァ)から、Kevin Bradley(ケヴィン・ブラッドリー)、Kyron Davis(カイロン・デイヴィス)、Sky Brown(スカイ・ブラウン)などなど今年NIKE SBからリリースされたそれぞれのクリップ、パートからハイライトシーンを集めたこの映像。各ビデオからのベストを集めただけあって、ハイレベルなトリックを息つく間もなく一気に楽しめる。これも年末の“総集編”ならではの楽しさだ。
一貫してスタイリッシュなカメラワークや演出で魅せるが、時折レジェンドのEric Koston(エリック・コストン)がコミカルに登場したり(4:13)、コワカワイイキャラクターやビジュアルで人気のNeckface(ネックフェイス)とのコラボなど、随所にユーモア忘れない。
西海岸のスケートコミュニティ「Skate Like A Girl(スケート・ライク・ア・ガール)」とのコラボシューズも発売されたばかりと言うのもあるが、女性スケーターの姿も多く映し出されるあたりにもNIKE SBの姿勢が現れている。そんな中パイオニア、男女問わずリスペクトを集めるレジェンド中のレジェンド、Ellissa Steamer(エリッサ・スティーマー)の姿にはグッとくるものがある。現在も最盛期と遜色ないくらいの攻めの滑りで、その存在感は健在だ。
そしてなんと言っても最後を飾るNyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)。全スケーター、全スケートファン待望の中、大絶賛で迎えられた今年11月リリースのフルレングス・パート「Need That」からのメイクはやはり別格だ。技術も華もあり、思わず見惚れてしまうほどの滑りだが、実はこの撮影中に膝を負傷している。
彼はキャリア最大の危機とも言うべき怪我から復活すべく、今もリハビリの最中だ。生活の全てをスケートにかけるナイジャ。カムバックを目指す姿も含め、そのライフスタイルとアティチュードはスケーターの究極の姿だ。NIKE SBのブランドイメージを支えるという意味でも、ナイジャの存在は大きい。コメントもナイジャに関するものが一番多く、「他はともかく“ジャ”は別格だよ」「SOTY間違いないでしょ」「ナイジャのとこだけ繰り返してる」など、辛口で手厳しいファンも、誰もがナイジャを讃えている。
NIKE SBの2023年、そして20周年を迎えての向こう20年でどんな驚きと新鮮さをスケートにもたらしてくれるだろうか。楽しみである。
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