「Project2」のテーマである“Healthy Junk”の精神をもとに、ゲストに潜む相対する中身、二面性にフィーチャーしていく特別インタビュー。今回は、ファッションモデル、女優として数々の実績を残しつつ、国内外を問わず注目を集めるラッパー、JP THE WAVYとの出会いを経て、唯一無二の個性を発信し続けるNiinaに話を聞いた。
独特な感性を発揮する創造の源を語ってくれたパート1に続き、今回は大好きなファッション&コスメ、これからの夢や目標について深掘りしていく。
スタイリングの師匠はJP THE WAVY

――今日もすごくスタイリングがかわいくて気になっていたんですが、Niinaさんの好きなファッションブランドだったりスタイルをお伺いしたいです。
Niina:ブランドはなんでも着るんですけど、一番好きなのは日本のブランドで。『KENZO』もそうだし、『HUMAN MADE』とかいっぱいあります。『UNDERCOVER』とかが一番好きで、せっかく日本で生まれたので、日本のブランドを着て「格好いいでしょ?」というのをやりたいなと思っているんです。でも服のスタイルで一番リスペクトというか勉強になったなと思うのは、やっぱりWAVYさんです。彼に出会ったときの私って、超ダサかったんです(笑)
――(笑)
Niina:本当にヤバいくらいダサくて。地元の八王子から通いで仕事をずっとしていたから、謎に超デカい山用の黒いリュックとかいつも背負ってて(笑)付き合い始めたころに彼が私のクローゼットを見て、黒いリュックが5個ぐらい出てきたんです。そしたら「何なの? 登山しているの?」みたいに言われて、「ダサすぎる、捨てな」って全部捨てられました(笑)
私は言ってもらえるほうが全然うれしくて。オシャレになりたいから、ダサいのはマズいと思って。そういう細かいところから、さらにもう1個上の、こういうブランドとこういうブランドは一緒に合わせない方がいいとか、こういうのは合わせたほうが恰好いいとか。そういうのも基本的にはWAVYが師匠みたいになって教えてくれてます。
――実は陰にはWAVYさんというスタイリスト兼プロデューサーがついてらっしゃったんですね。
Niina:全部教えてくれるから、「これ絶対に似合うよ」と言ってくれたやつをとりあえず着て勉強して。最近になってやっと自分で「こっちはこれでもいいかな」というのを遊べるようになってきたという感じだから。まだまだ全然、メッチャ見習いです(笑)

――けっこうメンズの洋服を着ているイメージがあるんですが、2人で洋服をシェアしてたりするんですか?
Niina:靴はさすがにサイズがちょっと合わないので借りられなくて、キャップとかも調節できないやつは借りないんですけど、それ以外は大体お互いシェアできるんです。それはかなりありがたいです。
――ファッションももちろん気になるんですが、いつも使ってらっしゃるコスメはなんですか?
Niina:最近一番集めているのは『CHARIS&Co.』のV3シリーズです。V3ファンデーションとか、だんだん目元のケアとかが気になってきて(笑)夜に目元専用の美容液を塗ったりとか。あと針がついているパックがあって、いまさらかもしれないんですけど気になって使ってみてます。
――いい感じですか?
Niina:全然違います。1週間とか10日に1回使うパックとかもあって。値段はちょっと高いかもしれないけど、けっこういいです。
――年齢的にも20代前半のときと使うものは変わりましたか?
Niina:全然違いますよね。「あ、乾燥ってこのことだ」みたいな(笑)若いころ思っていたのは本当の乾燥じゃないですよね。化粧品は逆に色とか発色が好きだから、あんまりブランドは気にしてなくて。『MAC』とか『CHANEL』とかもちろん好きだけど、多分一番持っているのは結局『CEZANNE』とか『CANMAKE』とか『ちふれ』とかだと思います。
――いいものはいいですよね。
Niina:そうなんですよ。土台が一番大事だと気づいて、ケアは頑張っています。
――入れているタトゥーの意味についてお聞きしてもいいですか?
Niina:見えるところにはあんまり入ってないんですけど。多分、一番最初に入れたのが腕のこれなんです。なんでこのデザインにしたかはちょっと覚えていないんですけど(笑)最初のタトゥーなんて多分そんなものかなって思うんです。なんかロケットと惑星みたいなのを入れて。これは『パワーパフガールズ』。
――かわいい! 好きなんですか?
Niina:好きですね。小さいころに超大好きで、忘れられなくて入れちゃったという(笑)
――いつも目に入る場所だから、元気になりそうですね。
Niina:これは金星のマークを入れたんですけど、女性のマークにもなっているかなっていう。これは昔の人が使っていたとされている「神代文字」という古代の文字があるんですけど、その一種である龍体文字で遠藤新菜というフルネームを掘ってます。まったく解読不可能なんですけど(笑)
――カラーインクなんですね。
Niina:このターコイズが一番好きな色で、爪とかもそうなんですけど。これは「オン・マイタレイヤ・ソワカ」って書いてあるんですけど、弥勒菩薩という神様の真言(マントラ)で、すごい興味のある神様の真言を入れたという感じです。
――基本的に腕ですか?
Niina:腕と肩しか入ってないんで、いまはここだけですね。
後悔しないでやりたいことを全部やりたい

――Niinaとしての将来の夢を教えてください。
Niina:正直なところ、私がいままで夢や目標としてきたものは、ほぼ全部叶えてこれたというか、ずっと後悔がなくて。だから、後悔しないでやりたいことを全部やりたい、やり続けたいなってことが一番ですかね。リアルな話をすれば、コスメとかやりたいなと思ってます。そういうプロデュースとかにもうちょっと力を入れてやりたいです。
――具体的にどんなアイテムを作りたいとかありますか?
Niina:ありますあります。いまはリッププランパーにメッチャ興味があるので、何か作りたいです。Bガール向けのリッププランパー(笑)
――買うので作ってください(笑)きっとファンのみなさんもNiinaさんのコスメを待っていると思います。
Niina:頑張ります。
――先ほど「夢や目標を叶えてきた」とおっしゃっていましたが、具体的に「これを叶えてやったぜ」みたいなこととかありますか?
Niina:私の場合、夢や目標というのが突然できるんです。「これやりたい」とか「これになりたい」っていうのがパッと出てきて、それをできるだけ短期間で「叶えよう」という感じなんです。なのであまり自慢できるほど、努力したっていう実感はないんですけど、でも、たとえば女優時代に、「この役者さんと共演したい」と思っていた役者さんはほぼ全員共演できました。
――すごい!
Niina:本当に、メチャクチャ憧れていた俳優さんだから、共演が決まった時は「会えちゃうんだ!」って思いました(笑)
――やっぱり夢に向かっていく行動力みたいなところが、自分でも気づかないうちに影響しているんですかね。
Niina:「引き寄せ」的なことなのかなって思います。自分がやりたい、会いたいという人については「誰々に会いたい」、「誰々と仕事したい」っていっぱい口に出していたので、結果が近づいてきたのかもって思ってます。
――なるほど。口に出すことによって「やらなきゃ」って自分を奮い立たせるみたいなところもあるんですかね。
Niina:まさにAwich『口に出して』ですよね(笑)

次回、最後のインタビューでは、公私ともによきパートナーとして知られるJP THE WAVYとの関係について聞いていく。
いまも成長途中だと思っています|サッカー日本代表 伊藤洋輝 インタビュー#1
ドラマ『THE LAST OF US』で使用されリバイバルヒット! 80年代デペッシュ・モードの楽曲「Never Let Me Down Again」
“ハリウッドの若き天才”デイミアン・チャゼル監督が手がけた作品を振り返る
「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポール主演 実話を元にした注目作 『もう、歩けない男』
50セント、エミネムの半生を描いた『8 Mile』をTVドラマ化 B・ラビットの前日譚
Tiffany & Co. × NIKE「エア フォース1」 “ティファニーブルー”のスウッシュを配したスペシャルな一足
TRIPSTER × Dickies “紳士服のディッキーズ”第5弾 最新アイテムが登場
全てのプロデューサーコミュニティに感謝 J. コール、新曲をサプライズリリース
ドレイクの「72時間」 マイク・タイソンやレニー・クラヴィッツも登場『Jumbotron Sh*t Poppin』MV
“実写版ルフィ”のビジュアル初公開 Netflixドラマシリーズ『ONE PIECE』
ザ・ウィークエンドのヒット曲『Blinding Lights』 “Spotify史上最も多く再生された楽曲”として新記録達成
ポマードブランド「BROSH」 × 「Evisen Skateboards」コラボアイテムをリリース