スティーヴン・ユァン×アリ・ウォンが対決 Netflix新作ドラマ『BEEF/ビーフ』

ドラマ『ウォーキング・デッド』の人気キャラクター“グレン”役や、映画『ミナリ』などで知られるSteven Yeun(スティーヴン・ユァン)と女優/コメディアンのAli Wong(アリ・ウォン)が共演する新作ドラマシリーズ『BEEF/ビーフ』がNetflixにて配信予定だ。

気鋭スタジオ「A24」が手掛ける注目作『BEEF/ビーフ』は、スティーヴン・ユァンとアリ・ウォンが対決する関係を演じる異色のダークコメディ。顔も知らない他人同士の間で起こった運転をめぐるトラブルをきっかけに、当事者である2人の生活が思わぬ方向へ転がっていく物語を描いた全10話のドラマシリーズだ。

運転中のイライラが招いた出来事が心の奥に巣くい、次第にすべての思考と行動が支配されていく2人をスティーヴンとアリが演じる。スティーヴンは仕事が上手くいかずにけんか腰になる男Danny(ダニー)役、アリは自力で成功を収めた起業家のAmy(エイミー)役を演じることになりそうだ。

公開された場面写真では、車の運転席から不機嫌そうな顔をのぞかせ、眠れない夜を過ごすダニーや、豊かな生活を送っていたはずなのに、拳銃を用意するほど不安を抱える日常に変わったエイミーの姿などを見ることができる。

この物語のアイデアは、クリエイター/ショーランナーを務めるLee Sung Jin(イ・サンジン)の実体験から生まれたという。彼は「アリ・ウォン、スティーヴン・ユァン、A24、Netflixという、最強のドリームチームとコラボレーションできて光栄だ。そして、3年前に路上で私を怒鳴りつけた男にも感謝している。あの出来事を忘れずにいたからこそ、こうしてドラマができた」というコメントを発表していた。製作総指揮には、イ・サンジンに加えて、スティーヴン・ユァン、アリ・ウォンも名を連ねる。

本作ではスティーヴンとアリが主演を務めるほか、Joseph Lee(ジョセフ・リー)、David Choe(デヴィッド・チョー)、Young Mazino(ヤング・マジノ)、Patti Yasutake(パティ・ヤスタケ)、Ashley Park(アシュリー・パーク)、Mia Serafino(ミア・セラフィノ)、Maria Bello(マリア・ベロ)、Remy Holt(レミー・ホルト)らと共演する。

主演の2人は過去にもNetflixのオリジナル作品に出演した経験があり、スティーヴンは映画『Okja/オクジャ』(2017年)、アリはスタンドアップ・コメディライブ『アリ・ウォンのオメデタ人生?!』(2016年)、『アリ・ウォンの魔性の女になりたくて』(2022年)などで注目を集めた。Netflixのコメディアニメ『トゥカ&バーティー』(2019年)では、スティーヴンとアリが声の共演も果たしている。

注目のドラマシリーズ『BEEF/ビーフ』は、4月6日(木)よりNetflixにて独占配信開始。

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