NBA、EU圏のバスケ文化をフィーチャーしたドキュメンタリー『Hoop Cities』公開

NBAが、ヨーロッパのファン層拡大を目指し、8部構成のドキュメンタリー『Hoop Cities(フープ・シティーズ)』を公開した。

気になる内容は、ヨーロッパの都市でゲームを取り巻く地域の文化、歴史、コミュニティをテーマに、世界中で愛されるバスケットボールの魅力に迫った仕上がりとなっている。

NBAと初めての共同プロジェクトとなった新ビジュアルを制作したのは広告代理店「Saatchi & Saatchi UK(サーチ・アンド・サーチ UK)」。ロンドンを拠点に世界76カ国にグループ支社を構えるこの多国籍企業による斬新な映像は早くも人気を獲得しているようだ。

作品はモーションデザインを巧みに使い、フレームが様々なフォーマットやコンテンツに変化していく点が不思議と目を惹く。そしてフレームはヨーロッパの都市で繰り広げられるバスケットボールのプレイをスローモーションやショートクリップで映し出している。

Saatchi & Saatchiのエグゼクティブ・デザイン・ディレクターであるネイサン・クロフォード氏は「バスケットボールをアイデアの核とし、『コート』を使って選手、コミュニティ、文化を統合するコンセプトとモーションデザインを作り出しました。バスケットボールコミュニティにとって『コート』は街の象徴なので、それは必ず取り入れることを決めていました。様々なフォーマットを駆使したビジュアル・アイデンティティで、NBAがヨーロッパ中に持つ『人々を繋ぐ力』を表現できたと思います」と説明した。

『Hoop Cities』はNBAのソーシャルメディアチャンネルと“OOH(アウト・オブ・ホーム)”と称される屋外広告で展開され、NBAの長期目標である熱心なコアファン層獲得への大きな一歩となることが期待されている。

現在、NBAはアメリカで2番目の人気を誇るプロスポーツで、世界215の国々と地域で試合や関連番組が放送されており、今後さらに同じレベルの情熱を各国の各都市レベルで生み出していくことが期待されている。今回のドキュメンタリーシリーズでは、ベオグラード(セルビア)、ボローニャ(イタリア)、ケルン/レバークーゼン(ドイツ)、イスタンブール(トルコ)、カウナス(リトアニア)、パリ(フランス)、セビリア(スペイン)、テッサロニキ(ギリシャ)をピックアップ。

番組はマヌ・ジノビリ(アルゼンチン)、クリスタプス・ポルジンギス(ラトビア)、ブラデ・ディバッツ(セルビア)やエバン・フォーニエ(フランス)など現役、OBを問わずにリーグで活躍した実績を持つ選手をフィーチャーし、盛り上げを試みている。

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