4月22日にリリースされたミーガン・ジー・スタリオンの過激な新曲「Plan B」が話題だ。
女性をエンパワーメントするメッセージ性の強いラップで知られる彼女だが、この曲でも“もうアンタたちなんかにかまってる暇はない、見限ってプランBで行くことにした”と自立した強い“ボス・ビッチ”像をアグレッシブにラップ。中でも「Dxxkに言うこときかされてるんじゃない/私がDxxkに言うこときかせてるんだ」というラインは、直接的どころか露骨であまりにも過激だ。
過激なラップに違わぬ強目のアートワーク。だが決して下品になりきらないのがミーガンらしさだ。
実はこの曲、リリースに先だって先日の音楽フェス<Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ)>でリリース前に初披露されており、会場を盛り上げまくっていた。レコーディングしたての頃からこの曲にかなり手応えを感じていたミーガンは、「新しい曲があるんだけど、女子に聞かせるたびに、みんな飛び上がって手を叩いて大喜びするの。だから実際にリリースする前にコーチェラで初披露しようかと思ってる」とツイートしていた。
さらに「男どもに聞かせると、“うわ、マジか”ってリアクションをされるけど、女子たちは“超わかる”って感じみたい」ともツイート。
コーチェラのような大ステージで新曲を初披露するのはかなりリスキーなはずだが、事前にガールズの共感と信頼を味方につけたからかミーガン、堂々としたパフォーマンスだった。昨年のヒット「Thot Shit」でオーディエンスの熱を上げまくってから、ほとんどが知らないであろう「Plan B」をいきなりぶっこんでくるあたり、自信と度胸のほどが伺える。
その「Thot Shit」も、女性だけでなく医療従事者ら過酷な労働に従事する者をエンパワーメント(鼓舞)する内容で、グラミーにノミネートされるほど注目を集めた楽曲。そして強い言葉、エロティックな表現でラップしながらも、多くの人々の共感を得て背中を押しているのは、今回の新曲「Plan B」も同様だ。「自信持ちな、力のいいなりになるな、あんたが男どもに言うこときかせてやればいい」と一貫してエンパワーメントを続けるエンパワー姐さん、ミーガン・ジー・スタリオン。今年は日本の夏フェス<SUMMER SONIC 2022>への出演も控えており、日本でもますますの支持を集めていきそうだ。
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