先日のカイリー・アービングのトレードでNBAに衝撃を与えたブルックリン・ネッツだったが、その後さらに大きな動きを見せた。リーグ最高のSFにして、チームの主軸に置いていたケビン・デュラントを西の強豪フェニックス・サンズに放出。ケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンと、一時期歴代最高レベルの“BIG3”を築いたネッツの時代は完全に終わりを迎えた。
ことが起きたのはトレードデッドライン(TDL)の2月9日(現地時間)。カイリーをダラス・マーベリックスに放出したものの、スペンサー・ディンウィディ、フィニー・スミスと実力のあるスウィングマンを迎え、あとは“大エース”デュラントの復帰を待つのみかと思われた矢先。NBAの勢力図がガラッと変わるような超大型トレードをフェニックス・サンズと成立させた。2チームのトレード内容は下記のとおりだ。
<フェニックス・サンズ獲得>
ケビン・デュラント、TJ・ウォーレン
<ブルックリン・ネッツ獲得>
ミカル・ブリッジス、キャメロン・ジョンソン、ジェイ・クラウダー、将来の1巡目指名権4つ
このトレードによって、一気に優勝候補筆頭に躍り出たのはサンズだ。デビン・ブッカー(F)、クリス・ポール(G)、デアンドレ・エイトン(C)とすべてのポジションにスター選手を置いた布陣に、さらにデュラントが加わる。この4人+トーリー・クレイグ(orデイミオン・リー)のラインナップが予想され、オフェンスもディフェンスもほとんど隙のないチームになりそうだ。
デュラントの加入によって、サンズはどんなチームでも“余裕”が出せるようになった。今まではブッカーをファーストオプション、困ったときにはクリス・ポールの1on1で凌ぐ場面が見られた。もちろん、得点はしっかりと取れるが、もうすぐ38歳をむかえるポールには負担が大きく、シーズン終盤~プレイオフには体力面で不安が残る。そこにデュラントがいるとなると、ブッカー、デュラントの両ウイングから大量得点が見込め、ポールはよりゲームコントロールに集中できるはずだ。また、デュラントの“経験値”も大きな武器となる。クリス・ポールはNBA最高のPGの一人と評価されているが優勝経験はなく、チームで優勝を知るのは昨季までゴールデンステイト・ウォリアーズに所属していたデイミアン・リーのみ。そこに2度の優勝経験を持つデュラントが入ることによって、チームはプレイオフの勝ち方を知ることになる。
ここ数年、あと一歩のところでNBAタイトルを逃していたサンズ。文字通りリーグ最高の布陣を揃え、あとはチームに初めて昇る“優勝”という陽に向けて、突き進むのみだ。
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