ルカ・ドンチッチやシェイ・ギルジャス・アレクサンダー、ヤニス・アデトクンボなど若手スター達が上位をいく平均得点ランキング。その順位こそ現在7位(11月29日時点)ではあるものの、キャリア14年目を迎えたケビン・デュラントの安定感は群を抜いている。その証拠に“神様”マイケル・ジョーダン以来じつに33年ぶりとなる、開幕から16試合連続で25得点以上を記録した。
ジョーダンが達成したのは1988-89シーズン。それ以来コービー・ブライアントやトレイシー・マグレディ、シャキール・オニール、レブロン・ジェームズ、ステフィン・カリーなど数多くのスコアラーが君臨したNBAにおいて、その誰もが達成できない偉業だった。そんな記録を達成したとなれば、デュラントの得点力がいかにNBA史においても突出しているかがわかるだろう。しかも、キャリア14年目34歳での樹立となれば、身体能力だけではなく高い技術がベースにあることは明白だ。
やはりデュラントの得点力を支えているのは、時代に逆行した“必殺技”ミッドレンジジャンプショット(中距離シュート)だろう。こちらの記事でも触れている通り、デュラントは現在のNBAで異次元の“超効率的”ミドルレンジショットを放っている。ガードのようなハンドリングで相手を欺き、ひとたびジャンプすればその身長とウイングスパン(227cm)のおかげで空中でほとんどチェックされることはない。だからこそ、高確率でショットを沈めることができるのだ。
その事実はデータをみるとより分かる。今季のショットチャートを見るとデュラントは10~16ft(約3.1~4.9メートル)のショットを最も多く放っており、56%成功という高確率を記録。また、リーグ平均で43%程度しか決まらない3~16ftの距離で見てみると、なんと60%を超える数字を叩き出している。このミドルレンジを軸に、ぴったり付けばドライブ、そして3Pまで打てるため、どこからでも得点チャンスを生み出して毎試合高得点が取れるというわけだ。
また、2014年にも似たような記録でジョーダン超えを果たしているデュラント。2013-2014シーズンの41試合連続25得点以上という記録は、こちらも1986-87および1988-89シーズンのジョーダン(40試合)以来となる大記録だった。
残念ながら開幕から連続25得点の試合数は17試合で止まってしまったが、歴代2位(1位はチェンバレンのオールシーズン80試合というおそらく更新不可能な記録!)を記録したデュラント。歴代トップのジョーダンに匹敵する類稀なスコアラーであることは疑いようのない事実である。34歳となり全盛期より少し衰えた印象こそあるが、未だにNBA最強のオフェンスマシーンであることに変わりはない。
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