サッカー日本代表のキーマン 守田英正、少し危険な「本番脳」の作り方

日本代表の守田英正は現在スポルティングCPに所属。中盤として必要なあらゆる能力を持つ万能型のMFが11月9日に世に出したのが『「ずる賢さ」という技術 日本人に足りないメンタリティ』(幻冬舎)だ。同著では、守田が集中力を作るための「ユルさ」や「余白」の重要性や、少し危険な「本番脳」の作り方について語っている。

かつてストイックな選手への憧れがあったという守田は、新型コロナウイルスの影響でそれぞれの自宅でのコンディション維持を求められた際に、いままでより一層ストイックなアスリート食への挑戦をしたという。

気持ちはどんどんと前のめりになり、試合がしたいという気持ちは高まっていったものの、ある日突然体が悲鳴を上げることに。根を詰めすぎてストレスになったのが原因なのか、体中にじん麻疹が出てきてしまい、「ユルさ」の必要性に気が付いたそう。

そこで、試合で負けたり納得のいかないプレーをした際に、守田はストレス解消のためにアスリート的には間違いなく避けたほうがいい「ファストフードを爆食いする」方法を取り入れているのだとか。

守田は大学時代にオーバートレーニング症候群になってしまった選手を多く見てきたとして、「ストレスを感じたときに、好きなものから『幸福感』や『次頑張ろう』と思える気持ちをもらうのは、トータルで見たらプラス」と綴っている。

また、守田は「少し危険な『本番脳』の作り方」についても解説。本番当日になると、試合の数時間前から脳を最高の状態に持っていくという守田。19時キックオフの際には昼まではいつも通りの生活をするが、16時の軽食のタイミングで1杯目のコーヒーを飲むそう。

スタジアムの出発直前にホテルでおこなわれるミーティングのときに2回目、スタジアムに到着したらロッカールームで3回目のコーヒーを飲み、アップを済ませたあととハーフタイムにエナジーゼリーを食べ、計5回「カフェインを摂取」するという。段階的な摂取によって集中と覚醒の絶妙なバランスをつくることができるのだとか。

守田は「とにかく大袈裟ではなく、マジでギンギン状態の『本番脳』は『普段脳』と違います。W杯最終予選で僕のパフォーマンスが良かったか悪かったはさておいて、出場した全試合で最高のギンギン状態で臨めました」と振り返っている。

ちなみにこの方法については「あくまで個人の感想」だと注意を促す守田。自身でもカフェインの摂りすぎは自覚しており、試合後に朝5時まで寝られないこともザラにあるため、連戦の際には医師から睡眠薬を処方してもらっていることも明かした。

同著では頭をクリアにするためのカフェイン以外のルーティンや、何かから逃げ出しそうになったときでも背中を押し続けてくれているという「母の涙」エピソードも掲載。気になる人はぜひチェックをしてみてほしい。

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