悲しみや不安が渦巻く世界を“ハッピーなニュース”で笑顔に 「ハリボー」初のSNSライブ配信

世界最大のグミキャンディメーカー「Haribo(ハリボー)」が、記念日にちなんで初のSNSライブ配信を行った。

1922年にドイツで誕生し、世界で愛され続けるクマの形をしたハリボーのグミキャンディ「ゴールドベア」。2022年には「ゴールドベア」100周年を記念して、アメリカのハリボーが記念日カレンダーサイト「National Day Calendar」 とのコラボレーションにより、グミベアが誕生した4月27日を<National Gummi Bear Day(グミベアの日)>に制定した。

アメリカのハリボーは、今年4月27日の記念日を祝して、初のSNSライブ配信プロジェクトを実施。公式インスタグラムやFacebookページなどをとおして、参加者から募集したハッピーなニュースばかりを紹介する番組『Good News Goldbears(グッド・ニュース・ゴールドベアズ)』を配信した。

このプロジェクトに参加するファンたちは、ハリボーが開設した24時間対応のホットラインに電話またはメールして、身の回りで起きた良いニュースを伝えるメッセージを残す。すると、配信されるニュース番組内で、ゴールドベアたちやレポーター、スタジオの司会者らがみんなのハッピーなニュースを紹介するという企画になっている。

約8時間にわたりライブ配信されたニュース番組は、参加者たちからの写真・動画やメッセージ、ハッピーなニュースを紹介するコーナーや、インフルエンサーとのコラボレーション企画などで構成。公式SNS上には、グミを愛するファンたちの写真、恋人にプロポーズしたばかりの男性からのメッセージなど、ハッピーな写真・動画やメッセージが溢れている。

これは100年以上にわたり多数の人々に喜びや楽しさを届けてきたグミベアの記念日にちなんで、アメリカのハリボーが公式SNSを希望に溢れた動画や写真などで埋め尽くして、もっと“子どもみたいにハッピーな気持ち”でお祝いしようというプロジェクト。悲しみや不安が渦巻く世界を、ハッピーなニュースを届けることで笑顔にしようという目的があったようだ。

ハリボーのマーケティング部長であるSeth Klugherzは、「ハリボーが行うすべてのことの中心には“子どもみたいにハッピーな気持ち”がある。この記念日は、ファンと一緒にそれを祝福する絶好の時期だ。馬鹿げたことで笑い、気楽に過ごし、グミみたいな小さなものにもワクワクする気持ちを忘れないということ。今年は人々が笑顔になれる良いニュースを共有してもらうことで、そういう気持ちをインスパイアしたかった」とこの企画意図についてコメントしている。

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