エリック・ヘイズが大規模個展を開催 2つのコンセプトが相対する『INSIDE OUT』

1970年代よりアメリカのグラフィティシーンを牽引し、時代を超えてストリートアートのパイオニアとして世界中に多くのファンを持つニューヨーク出身のアーティスト/デザイナー Eric Haze(エリック・ヘイズ)が、国内初となる大規模個展『INSIDE OUT』を東京・渋谷のMIYASHITA PARK内ギャラリー「SAI」にて開催する。

新作が並ぶ本展では、アーティストとしての彼を象徴する代表的な2つのスタイルの作品群で構成される。ひとつは彼にとってのシグネチャースタイルとも言える星や矢をモチーフとした記号を用いたファインアート。もうひとつは、彼の師である抽象表現主義で肖像画家のElaine de Kooning(エレイン・デ・クーニング)の精神を引き継ぐように描き始めた、まるでこれまでの自身の人生を振り返るように描かれる具象作品だ。作品の中には、過去の自分をはじめ、藤原ヒロシやSKATETHING、村上淳、HAROSHI、小木“Poggy”基史、Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)などが描かれている。

タイトルの“INSIDE OUT(裏返し)”には、これまで描いてきた彼の脳内にあるアイコンやパターンを視覚化する“INSIDE”イメージの作品群と、自身の外にある“OUT(SIDE)”イメージの作品群を一同に同じスペースへと納めるという意味が込められている。純粋に本能のまま描かれる抽象的な作品と、彼自身と他人が同時にした経験が描かれる具体的イメージを描く作品、各々長い時間をかけて培ってきた2つのスタイル。それらが交差した特別な空間には、彼自身のマインドやセンスが美しく響き合う。

何年経っても、日本でいまだにこれだけの評価を受け、クオリティの高い仕事ができてることに本当に感謝しています。 ただアジアや日本では30年近くデザインやブランドの仕事をしてきたので、アーティストというよりデザイナーとしての私の経歴や仕事を知っている方も多いのではないでしょうか? 今回の個展では私の作品の中でもよりパーソナルな作品を日本の皆様に発表できる素晴らしい、そして嬉しい機会です。 過去5年間に自然に生まれた新しいスタイルの作品も展示します。 この展覧会、そしてポップアップショップや数々のコラボレーションによって、私のファインアートとブランドの両方が、今の時点でどのように到達したかを、バランスよく見ていただけると幸いです。
(エリック・ヘイズ)

さらに本展では、ゲストアーティストとして、日本を代表するストリートアーティスト HAROSHIを迎え、コラボレーション作品も展示。 「HUF(ハフ)」創設者である故Keith Hufnagel(キース・ハフナゲル)をきっかけに強い絆で結ばれている彼らの手掛けるアートピースはここでしかみる事のできない貴重な作品だ。さらに、「fragment design(フラグメント デザイン)」とのコラボTシャツや、HUFのスケートボードなどの限定アイテム、「BE@RBRICK」コラボシリーズの新作の先行販売など、本展限定アイテムも多数登場する。

<INSIDE OUT>
会期:12月9日(金)~12月25日(日)
時間:11:00~20:00(無休)
会場:SAI
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
TEL:03-6712-5706

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