エミネムのレストラン「Mom’s Spaghetti」がニューヨークに限定オープン

Eminem(エミネム)の自伝的映画『8 Mile』とそのサウンドトラックのリリース20周年を記念したポップアップイベントがニューヨーク・マンハッタンのSoHo(ソーホー)地区で開催された。

このイベントでは11月20日までの期間中、エミネムが地元デトロイトに昨年オープンしたレストラン「Mom’s Spaghetti」の料理を提供。店名ですぐに気付いたコアなファンはさすが、“Mom’s Spaghetti”とは、エミネムが2002年にリリースした代表曲「Lose Yourself」の最初のバースに登場するリリック。「There’s vomit on his sweater already, mom’s spaghetti(あいつの服についたゲロはママのスパゲティ)」というリリックは瞬く間にミーム化し世界中に広まった。

ポップアップイベント開催に寄せて、前日にはエミネム本人もTwitterで告知をツイートするサプライズでファンを喜ばせた。

「Mom’s Spaghetti」はエミネムが2017年にプランを発表し、昨年デトロイトでその構想を実現させたレストラン。メニューはスパゲッティ(9ドル)、スパゲッティサンドイッチ(11ドル)やミートボールスパゲッティ(14ドル)などを提供している。

『8 Mile』のサウンドトラックは全世界で1000万枚以上売り上げる記録的な大ヒットとなったが、映画とアルバムを象徴する楽曲「Lose Yourself」も2003年にラップとして初めてオスカー(アカデミー賞)でベスト・オリジナル・ソング賞を受賞。さらに2004年のグラミー賞ではベスト・ラップ・ソング賞と最優秀男性ラップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞した大名曲。アメリカレコード協会(RIAA)には13xプラチナ認定され、エミネムの最高傑作としてだけでなく、ヒップホップ音楽史上で最も重要な作品の一つとなった。

そんな「Lose Yourself」は、2022年のNFL「スーパーボウル」ハーフタイムショーという大舞台で本人が披露する一大アンセムとなっており、現在まで多くのスポーツ選手たちが出場場面で流す定番曲としても広く知られている。

エミネムは先月『8 Mile』のデラックス版を発表し、全ての曲が楽器だけで演奏されるインストゥルメンタルバージョンの収録がファンを驚かせたばかりだが、5月にもアルバム『The Eminem Show』(2002年)の発売20周年を記念し、18曲のボーナストラックを含むデラックス版をリリースしている。同作のプロデュースにはDr. Dreが参加、Nate Dogg、Dina Rae、Obie Trice、D12、Hailie Jadeらをゲストに迎えた。さらに未発表楽曲「Bump Heads」も収録するなど、今年はファンにとってたまらない一年になっている。

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