エド・シーラン、“新ブランド”の立ち上げでリリースする商品はまさかの『ホット・ソース』

イギリスの人気シンガーソングライター、Ed Sheeran(エド・シーラン)がまさかの相手と「新たなタッグを組んだ」という一報が入った。

そう聞くと、新しい音楽ユニットか何かだと早合点してしまう人も少なくないが、シーランの選んだ相手はクラフト・ハインツ社。世界的に有名なトマトケチャップを作っているあのハインツ社だ。それゆえ、今回のタッグで生み出されるのは「楽曲」ではなく、同社が世界中の食卓に送り出している「ソース」なのだ。

シーランとハインツ社のタッグにより、今回リリースされるのは『Tingly Ted’s Hot Sauce(ティングリィ・テッド・ホット・ソース)』というもの。“Tingly(ちくちくする)”“Hot Sauce(辛いソース)”というからには、刺激的な辛味が特徴であるようだ。

ハインツ社が出している公式情報によると、レッドハラペーニョやカプサイシンに加え、ハーブやスパイスがミックスされたもので、レモンとスモーク臭がするソース。しかも、この『ティングリィ・テッド・ホット・ソース』には、通常版とXtra(エクストラ)の2バージョンがあるのだそう。商品名に冠されている“ティングリィ・テッド”はシーランがハインツ社の中に立ち上げた新しいホットソース・ブランドで、“テッド”は、シーランが幼少期に使っていたニックネームに由来しているというから、思い入れのあるプロジェクトであるようだ。

今回の新ブランド立ち上げ&リリースに際し、シーランとハインツ社は、早速、Instagram上でプロモーションを行っているが、シーランはもともと大のホットソース好きで、これまですべての食事で、ありとあらゆる料理に様々なホットソースをかけ続けてきたのだという。しかし、そうした日々の中でシーランは、「何にでも合うホットソースは存在しない」と感じ、それならば……ということで自ら作ることを思い立ったのだそう。

今回の『ティングリィ・テッド・ホット・ソース』は、“ホットソース好き”どころか“ホットソース中毒”感さえあるシーランが、その道のプロである専門家と素材を吟味し、試行錯誤を重ねてようやくたどり着いた味になっている。そうした背景を抜きにしても、「何にでも合う万能ホットソース」ならその味が気になってくる。公式発表によると、ヨーロッパとオーストラリアおよびニュージーランド国内では、公式サイトで予約注文を受け付けており、順次出荷になる見通しで、今年の後半以降からは小売店での販売も予定されているという。日本での発売は不明だが、もし発売された暁には是非ともお試し頂きたいところだ。

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