八村塁の移籍、レブロン・ジェームズの歴代通算得点トップ浮上など、ビッグニュース続きのロサンゼルス・レイカーズにまたまた新情報が飛び込んできた。“Mr.トリプルダブル”ことラッセル・ウエストブルックを放出し、代わりに元レイカーズの”スターガード”ディアンジェロ・ラッセルを獲得したという。
このトレードが発生したのはTDL(トレードデッドライン)の最終日である2月9日(現地時間)。レイカーズ、ジャズ、ティンバーウルブズとの3チームで発生した。各チームの獲得選手およびドラフト指名権は以下の通り。
<ロサンゼルス・レイカーズ>
ディアンジェロ・ラッセル、マリク・ビーズリー、ジャレッド・バンダービルト
<ユタ・ジャズ>
ラッセル・ウエストブルック、ホアン=トスカーノ・アンダーソン、ダミアン・ジョーンズ、2027年1~4位指名権
<ミネソタ・ティンバーウルブズ>
マイク・コンリー、ニッケル=アレキサンダー・ウォーカー、将来の2巡目ドラフト指名権3つ
レイカーズはウエストブルックの他、ホアン=トスカーノ・アンダーソンとダミアン・ジョーンズを放出。それぞれ出場時間は10分前後とローテーションにうまく組み込めずにいた選手たちだった。そして、ウエストブルックも昨年からずっとチームの中で不安要素として扱われ、今年は6thマンとしての役割に降格していた。スタメンでの出場はわずか3試合で、NBAキャリアで初めてベンチからの出場が上回っている。それでも本人はチームのために受け入れてプレイしてきたが、案の定スタッツはキャリア最低基準でレイカーズのシステムに合わないことが明白となった。
このようにウエストブルックがレイカーズに合わなかったのはチームの方向性とプレイスタイルの不一致だろう。すでにレブロン+AD(アンソニー・デービス)というドライブやインサイドプレイで主導権を握れるエース2人がいる中、さらにドライブ主体のウエストブルックでは相手ディフェンスは中を固めるだけでよかった。
一方、今回古巣に戻ってきたラッセルは3Pやロングレンジを主体としており、レブロンやADのためにインサイドのスペースを広げられる選手である。また、ターンオーバーもキャリア平均で2.0を切っており、非常に安定したゲームメイクが期待できる。そして、ラッセル(26才)、ビーズリー(26才)、バンダービルト(23才)と全体的な若返りもできたのはチームにとってプラスになるだろう。
今回のトレードは、ウルブスは優勝を目指してルディ・ゴベールを招いたが苦戦が続いている。元チームメイトのコンリーが浮上のカギになれるか。ジャズは主軸だったゴベールとドノバン・ミッチェルの両エースを放出した再建期シーズンを送っており、ウェストブルックは恐らくバイアウト(契約解除)になるだろう。新天地は優勝を狙う強豪ロサンゼルス・クリッパーズ、マイアミ・ヒートが有力視されている。
そしてレイカーズだが、トレードがチームとしての“完成度”を高めていく良いきっかけとなりそうだ。現在はウエスト下位に甘んじているレイカーズだが、ウエスト上位まで射程圏内。ここからの巻き返し次第ではまだまだチャンスは残されている。
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