“Dame time(デイム・タイム)”と呼ばれるクラッチタイムの強さで知られるデイミアン・リラードがチーム史上最多得点を更新した。ポートランド・トレイルブレイザーズ一筋で11年目のシーズンを迎えたリラードが、まさにチーム史上でも看板選手となった瞬間だった。
リラードはカリフォルニア/オークランド出身。高校時代はほとんど無名だったため、ユタにあるウェバー州立大学に入学した。決して強豪とはいえないこの大学でリラードは開花。全米で最も活躍したPGに贈られる「ボブ・クージー賞」のファイナリストに選ばれるなど、素晴らしい成績を残して2009年ドラフト全体6位指名でブレイザーズに入団を果たすとNBAでもすぐにその名を知らしめる。
1年目から全試合スタメンで起用され、平均19.0ポイント、6.5アシストを記録して、同期の全体1位アンソニー・デイビスやブラッドリー・ビールらを抑えて新人王を獲得した。そこからブレイザーズはリラードを中心としたチーム作りへとシフトしていった。そんなチームからの期待を背負い、リラードはメキメキと実力を上げ、2年目から常に平均20得点以上、2017-18シーズンにはAll NBA 1stチーム、キャリアでAll NBA 2ndチームに4度選出されている。さらに昨年はNBA史上最高の75人にも選ばれ、いまや名実ともにNBAを代表するPGへと成長した。
そんなリラードが偉業を達成したのが2022年12月21日の対オクラホマシティ・サンダー戦。この日は3P6本を含む28得点を挙げて通算18,048点に到達し、通算18,040点のクライド・ドレクスラーを抜いた。ドレクスラーは“神様”ジョーダンのライバルといわれたレジェンドだ。“クライド・ザ・グライド(滑空する)”の異名を持つように、ジョーダンに負けず劣らずの身体能力で華麗な空中プレイを得意としていた。あの1992年の“初代ドリームチーム”のメンバーに選出され、NBA史上最高の50人(96-97)や75人(21-22)にも選ばれたりする名選手で、その功績によって彼の背番号“22”はブレイザーズの永久欠番にもなっている。
リラードはこの快挙に対し「素晴らしい気分です。それはずっと私の目標であり、多くの選手が在籍したこのチームの素晴らしい歴史を表しています。最終的にチーム歴代得点1位になれたことは私の誇りとなる特別な偉業となりました」
この記録でリラードの背番号“0”が後に永久欠番となることは濃厚だろう。残されたリラードの仕事は、チームを史上初のNBAチャンピオンに導くことだ。
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