「愛を返したい」 ビッグ・ショーン、地元デトロイトの学生たちを支援

ミシガン州デトロイト出身のラッパー、Big Sean(ビッグ・ショーン)が困難な住宅事情を抱える地元の大学生たちを支援する教育プログラムに多額の寄付を行った。

“ビッグ・ショーン”ことショーン・アンダーソンは、自身の非営利団体「The Sean Anderson Foundation(ザ・ショーン・アンダーソン・ファウンデーション)」を通して彼の地元・デトロイトにあるウェイン州立大学の「HIGH(Helping Individuals Go Higher)プログラム」を支援するために1万ドル(約146万円)を寄付した。

ウェイン州立大学の「HIGHプログラム」は、住む家を失った学生や不安定な住宅事情を抱える学生を支援する教育プログラム。2013年に同大学のファーストレディであるジャクリーン・ウィルソンが在学中に住む家を失う経験をした医学部の学生に出会ったことがきっかけとなり設立された。

このプログラムは、大学に通う学生たちが住居問題や経済的な理由により教育を受けることが困難になる状況を避け、すべての学生たちが希望どおりに卒業できるように支援するのが目的だという。具体的には、居住支援から、教材の提供、衣類や交通、保育サービスに至るまで、通学や学習のために必要なことについて幅広いサポートを受けられる。

ビッグ・ショーンが若者やコミュニティを支援するために設立した非営利団体「The Sean Anderson Foundation」は、すべての子どもたちが愛情に満ちた家族と協力的なコミュニティに囲まれて安全で健康的な環境で育つことや、若者の人生や夢を支援することをめざして、教育や健康にまつわる活動を中心に行っている。その根底には「デトロイトやアメリカは自分にたくさんの愛を与えてくれたので、自分も是非その愛を返したい」というビッグ・ショーンの想いがあるようだ。

同団体は2016年にもウェイン州立大学の「HIGHプログラム」に2万5千ドル(約367万円)を寄付しており、地元の若者たちへの支援を積極的に続けている。

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