“NBAのスター”ケヴィン・デュラントの体験からインスパイアされたストーリーを描く Apple TV+『スワッガー』

NBAのスーパースター、ケヴィン・デュラントの体験にインスピレーションを得たApple Originalシリーズ『スワッガー』シーズン2が、6月23日（金）よりApple TV+で配信がスタートする。

本作は、レジー・ロック・バイスウッドが制作・ショーランナー・監督を務め、高い評価を得ている心を揺さぶるスポーツドラマ。ユースバスケットボールの世界と、夢や野心の狭間で揺れ、周囲の日和見や腐敗に翻弄される選手とその家族、コーチたちを浮き彫りにする。さらにコートの外でも、米国で生まれ育つとはどういうことかを描いていく。

2023年の「トライベッカ映画祭」選出作品である『スワッガー』シーズン2は、6月17日（土）に同映画祭でプレミア公開され、当日はバイスウッド監督とキャスト陣が登壇予定だ。本シリーズは、多様性や物語に重きをおく同映画祭で今年プレミア公開されるテレビ番組10作品の1つに選出されている。

シーズン2で、ジェイス、フィル、ニック、ムーサ、ドリュー、ロイヤルは高校の最終学年を迎える。フィル以外の全員が編入することになった「シダーコーブ・プレパラトリースクール」は、白人が大多数を占め、教員の採用から生徒の入学までのすべてを裕福な役員たちがコントロールしている権力と支配の学校だった。学業が優先され、バスケットボールチームは弱小だったが、スポーツディレクターのエモリー・ローソンがスワッガーの選手たちを獲得したことで、シダーコーブのチームは瞬く間に強豪チームへと変貌、グラディエータースニーカーズのアロンゾ・パワーズもチームに目を付ける。彼らの試合には全米各地から大学のトップスカウトたちが集まり、試合の様子は何千ものファンに向けてライブ配信されるように。勝利を重ねるにつれて注目は高まり、全国高校選手権へ出場する頃には、選手たちは常に誰かに見られているような気分になっていく…。

1本の動画が明るみに出たことで、順風満帆だったジェイスとその家族は崩壊し始める。それは、かつてクリスタルのコーチだったウォリックが路地で暴行を受けている様子をとらえた監視カメラの映像だった。襲撃犯はマスクをしていたが、ウォリックコーチはスワッガーの選手たちの関与を示す証拠があると確信していた。彼の憶測が世間の注目を浴び、SNSで拡散される中、選手たちが築き上げてきた友情と絆が試される。一度は約束されたかに見えた彼らの未来にも暗雲が立ち込めていく…。

オシェア・ジャクソン・Jr、アイザイア・ヒル、シャイネル・アゾロー、アカデミー賞ノミネートのクワベンジャネ・ウォレス、トリスタン・ワイルド、カリール・ハリス、テッサ・フェレール、ジェームズ・ビンガム、ソロモン・イラマ、オジー・エンゼリベ、ジェイソン・リベラ、クリスティーナ・ジャクソン、ショーン・ベイカーといったスターたちが、シーズン2にも再び出演。オーランド・ジョーンズとシャノン・ブラウンが新しくキャストに加わる。