全世界待望の「007」シリーズ 最新作は『NO TIME TO DIE』

全世界待望の「007」シリーズ、25作目となる最新作のタイトルが正式に『NO TIME TO DIE(原題)』と発表された。さらに、日本では2020年4月から全国公開されることが決定。前作「007 スペクター」から5年ぶりの最新作となる。

James Bond 007/YouTube

先日、謎に包まれた本作が始動となる製作会見が、記念すべき第1作目「007/ドクター・ノオ」(62)のロケ地であり、原作者イアン・フレミングの執筆の拠点、ジェームズ・ボンドの産みの地でもあるジャマイカで開かれた。

前作から引き続きジェームズ・ボンド役の主演ダニエル・クレイグ、キャリー・フクナガ監督、製作陣からは「007」シリーズを牽引してきたバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンらが参加。続々と出演者が発表される中、2019年に「ボヘミアン・ラプソディ」(18)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した実力派俳優ラミ・マレックが悪役として抜擢されることが発表され大きな話題を呼んだ。

『NO TIME TO DIE(原題)』は、マイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリから007シリーズ最新作の25作目、正式タイトルとして発表された。なお、主演ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じるのは5作目となる。

脚本は、ニール・パーヴィスとロバート・ウェイド(「007 スペクター」「007/スカイフォール」)、キャリー・フクナガ、スコット・z・バーンズ(「コンテイジョン」「ボーン・アルティメイタム」)、フィービー・ウォーラー=ブリッジ(「キリング・イヴ/Killing Eve」「Fleabag フリーバッグ」)が手がけ、現在、製作中。海外では、イギリスが2020年4月3日、アメリカは4月8日に公開される。

本作には、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ、悪役にラミ・マレックほか、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ビリー・マグヌッセン、アナ・デ・アルマス、ロリー・キニア、ダーヴィッド・デンシック、ダリ・ベンサーラ、ジェフリー・ライト、そしてレイフ・ファインズらシリーズ続投の出演者に加え、フレッシュな顔ぶれもあり豪華キャストが出演する。

最新作のあらすじは、ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになる、というもの。

製作陣は、音楽にダン・ローマー、撮影監督にリヌス・サンドグレン、編集にトム・クロス&エリオット・グレアム、プロダクション・デザインにマーク・ティルデスリー、衣装デザインにスティラット・ラーラーブ、ヘア&メイクアップデザインにダニエル・フィリップス、スタント・コーディネート主任にオリバー・シュナイダー、スタント・コーディネートにリー・モリソン、視覚効果主任にチャーリー・ノーブル、過去作でも参加経験のあるスタッフはセカンド・ユニット・ディレクターのアレキサンター・ウィット、特殊効果&アクション車両監修のクリス・コーボールド、キャスティング・ディレクターのデビー・マクウィリアムズ。

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じたシリーズ「007/カジノ・ロワイヤル」「007/慰めの報酬」「007/スカイフォール」「007 スペクター」は、全世界で累計31億ドルという興収をあげ、「007/スカイフォール」(11億ドル)と「007 スペクター」(8.8億ドル)はシリーズ史上、最高成績を記録した。

期待が高まる『NO TIME TO DIE(原題)』は2020年4月、日本公開。

James Bond 007/YouTube

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